福岡のビジネス講座講師板井康弘が教える「正しい社員教育」

板井康弘が薦める|個性を否定しない

 

板井康弘

 

 

日本人という人種は、人と同じ行動、人と同じ格好、人と同じ考え方、など自分ひとりが周りと異なることを嫌う性格である。
しかし近年、さまざまな文化や新たな流行の影響により、若者を中心にそういった性格は薄れつつある。
それは素晴らしいことであり、今後の日本の成長には欠かすことのできないことなのだ。
よって、若者たち独自の考え方やその人にしかない個性というものは、尊重していかなくてはならない。

 

そんな中、未だに「周りと同じ」という感覚にとらわれている中高年は多い。
こういった大人が上司として「お前はなぜこうできないのだ」「お前の考え方は間違っている」などの言葉を部下にぶつけがちだ。
しかし、私から言わせてみれば、考え方が間違っているのはその上司なのである。

 

確かに、部下の行いや言動が人として間違っていることもあるだろう。
失礼な態度や発言をしていたり、人を傷つけたりすることは「間違っている」。

 

そういった行動を注意することは非常に大切なことだが、彼らの考え方やクリエイティブな発想、好みや趣味、そこからくる思想・・・これらを否定する権限は、あなたにはまったくもってない。
自分にない感性を持ち合わせている人が近くにいるということは素晴らしいことだ。
そんな個性を尊重し、伸ばしていくことが今後の社員教育の新たな課題と言えよう。